2010年05月20日
やこぼし
通常 今まで住んで居た家を解体する場合 解体する前に 家の四方をお清めのお米・塩・お神酒で清めたりします。
最近ではだいぶ行われなくなりましたが ここら辺では『やこぼし』といいますが 家のお葬式を行います。当然ですがお葬式なのでお寺のお坊さん呼んで今まで住まわせてもらって有難うございましたと言う感謝をこめて行います。その時に家の大黒柱や柱にのこぎりでこれから壊しますと言うことで 切れ目を入れたりして、そのあとに家の四方にお米と清めの塩とお神酒をまいて終了です。
余談ですが よく浄化槽を解体したり潰したりするときに お塩と鏡を割って櫛を入れるなど聞きますが これは大きな間違いです。宗教などによって異なりますが あまりやってはいけません。